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警察官を辞めたい|辞めるか続けるかの判断材料と、壊れる前の逃げ道を元警察官が解説

警察官を辞めたい|辞めるか続けるかの判断材料と、壊れる前の逃げ道を元警察官が解説 警察官を辞めたい人へ

「もう辞めたい」。交番の机で、当直明けの車の中で、そう思ったことがある警察官は少なくないはずです。それでも、安定を手放すのが怖い、家族に何と言えばいいか分からない、辞めた後に働けるのか不安だ。そうして答えが出ないまま、毎日の勤務だけが続いていきます。

私も警察官として働き、パワハラと組織の隠蔽体質への不信感、適応障害の診断と休職を経て、自己都合で退職しました。辞めるまでには長い時間がかかりました。

この記事では、辞めたい理由を切り分ける方法と、辞めるか続けるかを自分の条件で決めるための5つの判断材料を整理します。今すぐつらい人のための逃げ道と、辞める前に知っておきたいお金と制度も、法令や公式の資料をもとにまとめました。

この記事がオススメの人
  • 「警察官 辞めたい」が口ぐせになっている人
  • 上司の叱責や人間関係で、朝がつらい人
  • 三交代や呼び出しで、家族との時間が取れない人
  • 辞めたいが、お金と家族が心配で踏み切れない人

この記事の結論|辞めるか迷っている段階の相談先

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  1. 警察官を辞めたい理由は4つに分けられる
    1. 上司・人間関係(厳しい指導とパワハラの境目)
    2. 勤務体制と家族(三交代・呼び出し)
    3. 異動・転居・昇任
    4. 心と体の不調
  2. 辞めるか続けるかを決める5つの判断材料
    1. 悩みは今の所属か、組織の構造か(判定表)
    2. 体調が崩れているなら、転職より先に休む
    3. 家計が何か月持つか
    4. 応募先の当てがあるか
    5. 家族の同意が取れているか
  3. 今すぐつらいときの逃げ道
    1. まず休むべきサイン(12項目)
    2. 休職(診断書)でいったん離れる
    3. ハラスメント相談窓口に証拠を残す
    4. 転職のプロに相談する(情報を集めるだけでもよい)
    5. 自分で言い出せないときは、弁護士が運営する退職代行
  4. 「辞められない」と思わせる5つの思い込み
    1. 安定を捨てるのはもったいない
    2. 民間では通用しない
    3. 家族に反対される
    4. 退職金をもらわないと損をする
    5. 辞めたら後悔する
  5. 辞める前に知っておくお金と制度
    1. 警察官は失業手当の対象外、代わりに退職手当
    2. 自己都合の退職手当は勤続年数で支給率が変わる
    3. 辞める前に確保したい生活防衛資金
  6. 警察官を辞めた後の選択肢
    1. 地元の市役所・県庁へ移る(転居なし・退職手当の通算)
    2. 民間へ転職する(警察の経験の言い換え)
    3. 休職してから決める
  7. 在職中に始める5つの準備
    1. 手順1〜2 辞めたい理由を書き出し、家計の実額を出す
    2. 手順3〜4 求人を見て、職務経歴書の下書きを作る
    3. 手順5 第三者に答え合わせをしてもらう
  8. まとめ|辞めるかどうかは、判断材料をそろえてから決める

警察官を辞めたい理由は4つに分けられる

「辞めたい」の中身は人によって違います。まず理由を4つに分けてみてください。どれに当たるかで、待てば解決するのか、動かないと変わらないのかが変わります。

上司・人間関係(厳しい指導とパワハラの境目)

いちばん多いのが、上司や同僚との関係です。警察は上下関係が厳しい組織なので、叱責そのものは珍しくありません。問題は、それが指導の範囲なのか、パワハラなのかです。

法律は、パワハラを次の3つがそろうものとして定めています(出典:労働施策総合推進法 第30条の2(e-Gov法令検索)、2026年9月時点)。

  1. 優越的な関係を背景とした言動であること(上司から部下へ、など)
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えていること
  3. その言動によって就業環境が害されていること

ミスを具体的に指摘して改善を求めるのは、業務上必要な範囲です。一方で、人格を否定する言葉や、必要以上に長時間の叱責、周りに見せつけるような叱り方が続くなら、「厳しい指導」ではなくパワハラに当たる可能性があります。

私の場合は、留置場勤務のときのパワハラと、それを組織が隠す体質への不信感が、辞める理由の1つになりました。相談しても事実をねじ曲げて報告され、記録を出しても「文書がない」とされる。悪いのは加害者なのに、なぜ自分が辞めるのかと何度も葛藤しました。

ただ、人間関係の悩みは、異動で相手が変われば薄れることもあります。元白バイ隊員の方は「合わない上司や、しんどい人間関係があっても、『あと数年で異動』と思える」と書いています(出典:元白バイ隊員の note、2026年6月5日公開・2026年9月28日確認)。

勤務体制と家族(三交代・呼び出し)

2つ目は、働き方そのものです。私は当番・非番・公休の三交代で働き、休日でも呼び出しがあって、家族と出かけている最中に出勤することもありました。共働きで保育園児3人を育てていたので、両立は本当に苦しく、「子どもの寝顔しか見られない」日が続きました。

勤務体制は、部署が変わっても大きくは変わりません。交番から署の係へ移っても、当直や呼び出しはついて回ります。

異動・転居・昇任

3つ目は、組織の仕組みです。異動は本人の希望だけでは決まりません。兵庫県警察は「各所属の体制のほか、本人の希望や仕事への適性・能力などを総合的に考慮して」異動を決めていて、「一律に『何年経てば異動』とは決まっていません」と説明しています(出典:兵庫県警察 よくある質問、2026年9月時点)。

先ほどの元白バイ隊員の方も、「子どもの転校、配偶者の仕事、家のローン。全部『異動』のひと言で揺れる」と書いています(出典:元白バイ隊員の note、2026年6月5日公開・2026年9月28日確認)。転居を伴う異動や、昇任の頭打ちは、待っても変わりません。

心と体の不調

4つ目は、心と体です。眠れない、朝起き上がれない、職場の建物を見ると動悸がする。この状態なら、理由が何であれ、辞めるかどうかを決める前に、まず休むことが先です。私も適応障害と診断されて休職しました。

辞めるか続けるかを決める5つの判断材料

辞めるかどうかは、気持ちの強さだけでは決まりません。次の5つを1つずつ確かめると、自分の条件で答えが出せます。

悩みは今の所属か、組織の構造か(判定表)

最初に見るのは、悩みが「今の所属」にあるのか、「警察という組織の構造」にあるのかです。所属の問題なら次の異動で薄れる可能性があります。構造の問題なら、何度異動しても変わりません。

次の異動を待つか動くかの判定表
辞めたい理由次の異動で具体例
上司・人間関係薄れやすい今の上司と合わない、係の雰囲気が悪い
勤務体制・家族変わりにくい三交代と呼び出しで、子どもの行事に出られない
異動・転居・昇任変わらない子どもの転校時期と転居が重なる、配偶者の仕事を続けられない、住宅ローンを組んだ家から通えない、昇任が頭打ち
心と体の不調待たない眠れない、朝起きられない、動悸が続く

上司との不和だけが理由なら、次の異動まで持ちこたえられるかを考える余地があります。一方で、家族の生活や昇任の見通しが理由なら、待っても状況は変わりません。その場合は、在職中に動く準備を始めるほうが現実的です。

体調が崩れているなら、転職より先に休む

体調を崩しているときは、転職活動より休養が先です。面接や書類づくりは想像以上に消耗しますし、疲れ切った状態での判断は、あとから後悔しやすくなります。休職して落ち着いてから、続けるか辞めるかを決めても遅くありません。

家計が何か月持つか

次に、辞めた後に家計が何か月持つかを数字で出します。警察官は失業手当の対象外なので(あとで詳しく書きます)、収入が途切れる期間を貯金と退職手当でまかなうことになります。独身でも考え方は同じで、家賃と生活費の月額に、次の仕事が決まるまでの月数を掛けると、必要な額の目安が出ます。私は夫婦でライフプラン表を作り、将来の収支をシミュレーションしてから決めました。

応募先の当てがあるか

辞める前に、どこなら自分を採ってくれそうかを確かめておきます。警察官の経験が評価されるかは、経歴と行き先の組み合わせで決まります。私が望んだのはIT系でしたが、開発の実務経験も実績もなく、年齢的にも将来性で採ってもらえる歳ではなかったため、評価されませんでした。一方で、交通捜査を長く担当していた先輩たちは、退職後に損害保険会社の事故調査業務へ進む人が多く、交通系の警察官にとって定番の再就職ルートでした。

自分の経歴がどこで通用するかは、自分だけでは分かりません。在職中に転職市場で確かめておけば、結果を見てから「残る」という選択も取れます。

家族の同意が取れているか

最後が家族です。私の場合は、妻が「無理をして働き続けるより新しい道を」と後押ししてくれました。反対されるのが怖くて話を切り出せない人は、気持ちだけで伝えず、家計の数字と次の行き先の候補をそろえてから話すと、家族も冷静に考えやすくなります。

今すぐつらいときの逃げ道

判断材料をそろえる余裕もないほどつらいなら、辞めるかどうかを決める前に取れる手があります。

まず休むべきサイン(12項目)

警察官は、ストレスを抱え込む習慣が身につきやすい仕事です。次の項目に当てはまるものがいくつあるか、数えてみてください。

種類サイン
体朝起き上がれない日が週に3日以上ある/食欲が大きく変わった/寝ても疲れが取れない、夜中に何度も目が覚める/動悸・息苦しさ・胃の痛みが2週間以上続く
気持ち急に涙が出る、理由なくイライラする/「消えてしまいたい」と考えることがある/好きだった趣味や家族との時間に興味がなくなった/表情が硬くなったと言われる
行動出勤前に車の中で動けなくなる/お酒の量が増えた、飲まないと眠れない/ミスが急に増えた/同僚や家族との会話を避けるようになった

いくつも当てはまる状態が続いているなら、精神科か心療内科を受診してください。受診のハードルが高いときは、電話で話を聞いてもらう方法もあります。無料でかけられるのは「よりそいホットライン(0120-279-338)」や、「自殺予防いのちの電話(0120-783-556)」です。いのちの電話のフリーダイヤルは毎日16時〜21時と、毎月10日の24時間につながります(出典:日本いのちの電話連盟 お知らせ、2026年9月時点)。

休職(診断書)でいったん離れる

医師の診断書をもとに、病気休暇や、休職(地方公務員法第28条第2項第1号)で、警察官の身分を残したまま仕事を離れられる場合があります。休職中は、共済組合の傷病手当金を受けられる場合があります。支給の条件と期間は、次の記事で共済組合の規定をもとに整理しています。

ハラスメント相談窓口に証拠を残す

パワハラが理由なら、所属のハラスメント相談窓口や監察に相談する方法もあります。動いてもらえないこともありますが、記録を残しておくことには意味があります。言われたその日のうちに、日時・場所・言われた言葉をそのまま・その場にいた人をメモに残します。日記や録音、見ていた同僚の話のメモも記録になります。退職後に何らかの請求を考えるときにも、こうした記録が支えになります。

転職のプロに相談する(情報を集めるだけでもよい)

辞めると決めていなくても、転職の相談はできます。「もし辞めたらどんな選択肢があるか」を聞くだけでも、今の閉塞感はかなり薄れます。自分がどこでなら通用して、どこでは通用しないのかが分かるからです。

自分で言い出せないときは、弁護士が運営する退職代行

上司と顔を合わせるだけで体調が悪くなる、辞意を伝えても受け取ってもらえない。そんなときは退職代行という手段もあります。ただし、警察官が使えるのは弁護士・弁護士法人が運営するものに限られます。条文での確認は次の記事にまとめました。

弁護士法人が運営しているサービスの例です。LINEかメールでの相談から入れるので、まず「警察官でも対応してもらえるか」を確かめる使い方ができます。
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「辞められない」と思わせる5つの思い込み

辞めたいのに踏み切れないとき、頭の中ではたいてい同じ声がくり返されています。5つに分けて、それぞれの現実を確かめます。

安定を捨てるのはもったいない

公務員は雇用が安定していて、退職手当の制度も整っています。ただ、その安定は給与と雇用の話です。不規則な勤務、望まない異動、家族との時間の制限と引き換えになっているなら、自分にとっての安定が何かを一度数えてみてください。

民間では通用しない

先ほど書いたとおり、評価されるかは経歴と行き先の組み合わせで決まります。「通用しない」と決めつけるのも、「必ず評価される」と期待するのも、どちらも自分の中だけの話です。実際に市場で測ってみるまで、答えは出ません。

家族に反対される

反対されると思って話を避けていると、家族は何も知らないまま、ある日突然「辞めたい」と聞かされることになります。退職後の収支を具体的な数字で見せれば、家族も冷静に判断できます。

退職金をもらわないと損をする

勤続が長くなるほど退職手当は増えます。ただ、その差額のために心身を壊しながら何年も我慢するのが本当に得かは、計算してみないと分かりません。差額の金額と、その間に失う時間と健康を、同じ天秤に載せて比べてみてください。

差額は自分で計算できます。定年前に辞める場合の割増も含めて、公表資料から自分の額を出す手順を別の記事にまとめました。なお、年金は2015年に共済年金が厚生年金に統一されていて、途中で辞めても、それまでの加入期間はなくなりません。

辞めたら後悔する

後悔するかどうかは、辞めたこと自体より、準備をしていたかどうかで決まります。家計を試算し、行き先の候補を確かめ、家族と話してから辞めた人と、感情のままに辞めた人とでは、その後が大きく違います。

辞める前に知っておくお金と制度

警察官は失業手当の対象外、代わりに退職手当

民間の会社員は、辞めると雇用保険から失業手当(求職者給付)を受けられます。しかし警察官を含む地方公務員は、離職したときに受ける給与の内容が求職者給付を超えると認められるとして、雇用保険の適用が除外されています(出典:雇用保険法 第6条第6号(e-Gov法令検索)、2026年9月時点)。

警察官は失業手当の対象外で代わりに退職手当がある

代わりにあるのが退職手当です。退職手当の額が雇用保険の基本手当に相当する額に満たない場合は、差額を「失業者の退職手当」として受けられる制度もありますが、勤続が長い人ほど対象になりにくい仕組みです。手続きは次の記事で整理しています。

自己都合の退職手当は勤続年数で支給率が変わる

退職手当は「給料月額 × 支給率」で決まります。支給率は勤続年数と辞め方(自己都合か定年か)で変わり、勤続が短いほど、自己都合の支給率は低くなります。給料月額も階級と都道府県の給料表で違うので、「勤続◯年なら◯◯万円」という一律の相場はありません。

参考までに、私は自己都合・勤続16年で、退職手当はおよそ425万円でした。自分の額は、所属の退職手当条例の支給率表に、自分の給料月額と勤続年数を当てはめると出せます。

辞める前に確保したい生活防衛資金

失業手当が無い以上、辞めてから次の収入が入るまでの生活費は、自分で用意しておく必要があります。何か月分が要るかは、先ほどの「家計が何か月持つか」で出した数字が目安です。私は在職中から保険を見直して月約15,000円の固定費を減らし、iDeCoとNISAでコツコツ資産を積み立てていました。

警察官を辞めた後の選択肢

辞めた後の行き先は、民間企業だけではありません。大きく分けると3つあります。

警察官を辞めた後の3つの選択肢

地元の市役所・県庁へ移る(転居なし・退職手当の通算)

公務員のまま働き続けたいなら、市役所や県庁の「社会人経験者採用」があります。地元の自治体を選べば、転居を伴う異動から離れて、家族を動かさずに済みます。

年齢の上限は自治体によって違います。たとえば長野県の社会人経験者(行政)は採用年度末に59歳以下(出典:長野県職員採用選考(社会人経験者)受験案内、2026年9月時点)、横浜市の社会人採用(事務)は採用予定日の時点で31〜62歳で、直近7年間に5年以上の職務経験が必要です(出典:横浜市 令和8年度社会人採用試験 受験案内、2026年9月時点)。長野県の案内では、公務員としての勤務も職務経験に含まれると明記されています。

給料は、それまでの職務経験を年数に換算して決める「前歴換算」で決まります。国の基準では、職務に直接役立つと認められる経験は10割で換算されます(出典:人事院規則9-8 別表第四、2026年9月時点)。ただし、警察での経験を何割で換算するかは採用先が判断します。

警察で退職手当を受け取らず、空白なく次の職場へ移れば、退職手当の勤続期間が通算される場合もあります。私の同期で警部まで昇進したAさんは、39歳で奥さんの地元の市役所に採用されました。条件の詳細は次の記事で整理しています。

民間へ転職する(警察の経験の言い換え)

民間へ移るときにつまずきやすいのが、警察の仕事を民間の言葉で書けないことです。「捜査」「取調べ」のまま職務経歴書に書いても、読む側には伝わりません。よく使う業務を、民間向けに言い換えると次のようになります。

警察での業務職務経歴書での書き方評価されやすい仕事
捜査事実関係の調査、関係者への聞き取り、報告書の作成監査・コンプライアンス・調査会社
取調べ対面での事実確認、記録の作成人事・カスタマーサクセス
交通取締り・
事故処理
現場検証、記録の正確性、関係先との連携損害保険の事故調査・物流の安全管理
当直・宿直24時間体制での業務、夜間の判断と緊急対応警備・インフラ運用・コールセンター
地域警察・巡回地域との関係づくり、定期訪問営業・地域コーディネーター

休職してから決める

すぐに決められないなら、休職していったん離れてから考える方法もあります。心身が落ち着いてから、復職するか、辞めて次へ進むかを選べば、勢いで辞めて後悔する可能性を減らせます。

行き先の候補が見えてきたら、自分の経歴で本当に通るのかを、転職のプロに確かめておくと安心です。
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在職中に始める5つの準備

辞めると決めていなくても、在職中にできる準備があります。準備しておけば、辞める場合も残る場合も、自分の意志で選べます。

手順1〜2 辞めたい理由を書き出し、家計の実額を出す

まず、辞めたい理由を紙に書き出して、この記事の4つのどれに当たるかを分けます。次に、毎月の支出と貯金の額から、収入が途切れても何か月暮らせるかを出します。

手順3〜4 求人を見て、職務経歴書の下書きを作る

転職サイトで、自分の年齢と経歴で応募できそうな求人を眺めてみます。あわせて、先ほどの言い換えの表を参考に、職務経歴書の下書きを作っておきます。

手順5 第三者に答え合わせをしてもらう

最後に、転職エージェントやキャリア相談で、自分の経歴がどこで通用するかを答え合わせしてもらいます。結果を見て「今は残る」と決めるのも、立派な判断です。

まとめ|辞めるかどうかは、判断材料をそろえてから決める

警察官を辞めたいと思うのは、弱いからではありません。大切なのは、辞めたい理由を切り分けて、自分の条件で決めることです。

  • 辞めたい理由は「上司・人間関係」「勤務体制と家族」「異動・転居・昇任」「心と体の不調」の4つに分けられる
  • 人間関係だけなら異動で薄れることもあるが、家族や昇任の問題は待っても変わらない
  • 体調を崩しているなら、決める前にまず休む
  • 警察官は失業手当の対象外。辞める前に生活防衛資金と退職手当の額を確かめる
  • 行き先は民間だけでなく、市役所・県庁や、休職してから決める道もある

次の一歩は小さくてかまいません。今日は辞めたい理由を書き出すだけ、明日は相談の予約を入れるだけでも十分です。

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