「警察官を辞めて、本当によかったのだろうか」。退職を考えている方なら、一度は想像したことがあるはずです。
私は約20年間警察官として勤務し、43歳で退職しました。退職からしばらく経った今、正直な気持ちを言えば「辞めてよかった」と思っています。しかし、すべてが順風満帆だったわけではありません。後悔に近い感情を抱いた瞬間もありました。
この記事では、警察官を辞めてよかったことと後悔していることを、きれいごとなしに正直にお伝えします。
結論として、警察官を辞めてよかったことは、①家族との時間が増えた ②精神的ストレスから解放された ③人生を自分でコントロールできるようになった ④新しいスキルと可能性が広がった ⑤副業・資産運用が自由になった——の5つです。一方で後悔に近い気持ちを感じたのは「安定した給与・肩書き・同僚との関係を手放した瞬間」でした。本記事では、約20年勤続し43歳で退職した私が、その本音と後悔しないための準備を正直にまとめます。
- 退職後の生活がリアルにどうなるか知りたい人
- 辞めて後悔しないか不安な人
- 退職した元警察官の本音を聞きたい人
- 辞めるかどうかの判断材料が欲しい人
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警察官を辞めてよかったこと5つ

① 家族との時間が圧倒的に増えた
退職してから最も大きく変わったのは、家族と過ごす時間です。警察官時代は三交代勤務や急な呼び出しで、子どもの寝顔しか見られない日が続いていました。
今は毎日子どもたちと朝ごはんを食べ、学校の行事にも参加でき、週末は家族で出かけることが当たり前にできます。この「当たり前」が、警察官時代にはどれほど貴重だったか。辞めて初めて実感しました。
② 精神的なストレスから解放された
適応障害と診断されるほどのストレスを抱えていた在職時と比べると、今の精神状態は別人のように安定しています。「いつ呼ばれるか分からない」という緊張感がなくなっただけで、日常の質が劇的に向上しました。
③ 自分の人生を自分でコントロールできている
警察官時代は、異動も勤務体系も組織の都合で決まりました。今は働く場所も時間も自分で選べます。「人生を自分で選んでいる」という感覚は、何物にも代えがたいものです。
④ 新しいスキルと可能性が広がった
退職後にハローワークの職業訓練でWebマーケティングやWeb制作を学びました。警察官時代には想像もしなかった分野ですが、新しいことを学ぶ楽しさを久しぶりに味わえました。今ではそのスキルが収入の一部になっています。
⑤ 副業や資産運用を自由にできるようになった
公務員時代は副業が制限されていましたが、退職後はブログ運営やWeb制作など、自分の裁量で収入源を増やすことができるようになりました。資産運用も在職中から続けており、退職後も資産を1,000万円以上増やすことができました。
正直に言う。後悔に近い気持ちを感じた瞬間

安定した給与がなくなる不安
毎月決まった日に振り込まれていた給与がなくなったとき、やはり不安を感じました。事前にシミュレーションしていたとはいえ、「本当に大丈夫なのか」という気持ちは最初の数か月は拭えませんでした。
この不安は、妻の収入と資産運用益で生活が回り始めてから徐々に薄れていきました。事前の家計設計が、精神的な支えになったことは間違いありません。
「肩書き」がなくなる寂しさ
「警察官」という肩書きは、社会的な信用度が高いものです。退職後に「お仕事は何をされていますか」と聞かれたとき、以前のようにシンプルに答えられなくなったことに、少し寂しさを感じた瞬間がありました。
ただ、これは時間とともに気にならなくなります。肩書きよりも「自分が何をしているか」「家族とどう過ごしているか」の方がはるかに大切だと、今では心から思えています。
同僚との関係が薄くなる
退職すると、どうしても元同僚との接点は減ります。苦楽を共にした仲間と離れることは、覚悟していたとはいえ寂しいものです。ただ、本当に大切な関係は退職後も続きます。
転職を迷っている方は、まずエージェントに相談して選択肢を知ることから始めてみてください。
後悔しないために大切だったこと

振り返ってみると、退職を後悔していない理由は「準備をしていたから」に尽きます。
- 家計シミュレーション:退職後の収支を具体的に把握していた
- 資産形成:在職中からiDeCo・NISAで資産を積み上げていた
- 夫婦の合意:妻と何度も話し合い、納得の上で退職した
- スキルの準備:退職後に学ぶ分野の目星をつけていた
逆に言えば、これらの準備なく勢いで辞めていたら、後悔していた可能性は高いと思います。
よくある質問(FAQ)
Q1. 警察官を辞めて後悔する人と後悔しない人の違いは何ですか?
退職前に「辞めた後の生活設計」を具体的にイメージできていたかどうかが最大の分かれ目です。退職前に貯蓄・転職活動・家族の合意・スキル習得のいずれかを準備していた人は、退職後に大きく後悔するケースが少ない傾向があります。逆に「とにかく辞めたい」だけで動くと、収入面・人間関係・肩書きの喪失感の 3 点で迷いが出やすくなります。
Q2. 退職後すぐに収入を確保するにはどうしましたか?
私の場合、退職前から数ヶ月かけて副業(ブログ運営)と資産運用(インデックス投資)を準備しておきました。退職後すぐは退職金・共済貯金・特定理由離職者扱いの失業給付が下支えになり、半年〜1 年の助走期間を確保できました。完全に手元キャッシュゼロから辞めるのはリスクが高いので、退職前 12 ヶ月の貯蓄計画を強くおすすめします。
Q3. 警察官時代のスキルは民間企業で評価されますか?
正しく言語化すれば十分評価されます。具体的には「事実調査・聞き取り(→ ヒアリング能力)」「報告書作成(→ 文書化能力)」「危機対応(→ クライシスマネジメント)」「24 時間体制での業務遂行(→ ストレス耐性)」のように民間用語に翻訳することが重要です。逆に「警察用語のまま職務経歴書に書く」と評価されにくいので、用語翻訳が転職成功の鍵になります。
Q4. 家族に退職を反対された時はどうすれば良いですか?
家族の反対の本質は「収入が途絶える不安」と「世間体への懸念」の 2 つに集約されることが多いです。私の場合、退職後 12 ヶ月の家計シミュレーション(退職金・失業給付・副業収入の見込み)を Excel で作成し、家族に説明することで合意を得られました。感情論ではなく数値で示すと、家族も冷静に判断しやすくなります。
Q5. 退職後の人間関係はどうなりましたか?
正直に言うと、職場の同僚との関係は退職後半年〜1 年で自然に薄くなりました。これは寂しいことでもありますが、同時に「警察官という肩書きを通じた関係」から「個人としての関係」への移行でもあります。本当に大切な数人とは今でも連絡を取っており、無理に全員と繋がり続けようとしないことが心の負担を減らすコツです。
Q6. 「肩書きを失う寂しさ」はどう乗り越えましたか?
退職後しばらくは「自分は何者なのか」を見失う時期がありました。乗り越えのきっかけになったのは、新しい肩書き(個人事業主・ブロガー・元警察官として情報発信)を意識的に作っていったことです。「警察官だった自分」を否定するのではなく、「警察官の経験を持つ個人」として再定義することで気持ちが安定しました。時間がかかる作業なので焦らないことが大切です。
Q7. 退職前にやっておくべきことは何ですか?
私の経験から特に重要なのは次の 5 つです。(1) 退職後 12 ヶ月分の生活費を貯蓄、(2) 副業や転職活動を在職中に着手、(3) 家族との合意形成、(4) 警察官スキルの民間向け翻訳資料を準備、(5) 健康診断・歯科治療など公務員時代の福利厚生で済ませておく。特に (5) は退職後に国民健康保険になると自己負担が増えるので、見落としがちですが重要です。
まとめ|「辞めてよかった」と言える退職にするために
私が警察官を辞めてよかったと思える最大の理由は、家族との時間と心の安定を手に入れたことです。一方で、安定収入の喪失や社会的な肩書きの変化に対しては、一時的に不安や寂しさを感じたのも事実です。
後悔するかどうかは「辞めたこと」自体ではなく「どれだけ準備したか」で決まります。家計の見える化、資産形成、家族との合意、そして転職市場の情報収集。これらを在職中に進めておくことで、退職は「逃げ」ではなく「前向きな選択」になります。
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この記事を書いた人|ヒロ(元警察官)
約20年間、警察官として勤務し43歳で退職。現在は退職後の経験をもとに、警察官・公務員のキャリアやお金(退職・転職・資産形成)について発信しています。
最終更新:2026年6月8日
※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。記載は個人の体験・見解であり、転職や投資の結果を保証するものではありません。重要な判断は各専門家や公式情報もご確認ください。




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