警察官を辞めるかどうかの判断は、「辞めたい」と感じた瞬間ではなく、産業医や家族、転職エージェントなど複数の相談先を確保した上で3〜6ヶ月の準備期間を経て行うのが現実的です。本記事では、激務と不合理に追い詰められた現職警察官に向けて、「壊れる前に逃げる3つの方法」と「数年後に本当に辞めるための在職中の準備」を、約20年勤務して40代で退職した元警察官の実体験をもとに解説します。
私は約20年間、警察官として勤務していました。
国民を守る仕事に誇りを持っていましたが、激務と不合理、パワハラが重なり、ついには適応障害と診断されました。
そして「警察官を辞めたい」と思い、40代前半で退職しました。
しかし今、私はただの無職ではありません。
- 妻の収入
- 株式配当
- Web制作やブログなどの在宅収入
これらを元に、資産に手をつけずに生活できるサイドFIREを実現しています。
見る人によっては、ひもニートまたは兼業主夫とも言われるかもしれません。
これを読んでいるあなたは、もしかしたら「今、本当に限界なんだ」と感じているのではないですか?
そんなあなたへ。
この記事では、元警察官の私が実際に行った 「壊れる前に逃げる方法」と「逃げても詰まない準備」すべてをお伝えします。
- 「警察官 辞めたい」が口癖になっている人
- パワハラ・不合理に心が限界な人
- 子育てとの両立が不可能に思えてきた人
- 数年以内に辞めたい気持ちに蓋をしている人
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警察官を辞めたいと感じるのは弱さじゃない

辞めたいと感じる原因は、あなた個人の弱さではありません。
- 深夜勤務・不規則勤務の慢性的な疲労
- 土日すらまともに休めない勤務体系
- パワハラ・いじめ
- 割に合わない危険と責任
- 労働基準法が通用しない世界
これらは、どんなに強い人でも心身を削ります。
子育てとの両立は「ほぼ不可能」
退職前、私は3人の未就学児を育てながら働いていました。
夜勤が続くと、妻はワンオペ育児。
妻も仕事をしているのに。
私も家事や育児がしたくても、仕事に取られ続ける毎日。
平日家族と過ごせるのは、朝の数十分と、夜の1~2時間だけ。
異動で夜勤が復活すれば、その時間すら消える。
「家族の時間が欲しい」
「子供が寝ている顔しか見れない」
そんな当たり前の願いすら叶わない環境でした。

多くの共働き家庭が少ない時間をやりくりしていることはわかります。ただ、私は現状を許容できませんでした。
私の心を折ったのは、パワハラではなく職場のパワハラの隠蔽

留置場勤務時のこと。
私は上司からパワハラを受けていました。
具体的な内容は伏せますが、碌なものではありませんでした。
意を決して相談窓口に報告。
しかし結果は──
「パワハラはなかった。調査結果?教えられない」
組織は事実を隠そうとしたんです。
同僚も似たような被害を受けており、調査にはきちんと答えてくれていたのにです。
その瞬間、私は理解しました。
「この組織ではもう働けない。」
そこから坂道を転げ落ちるように、仕事に対する意欲が減退していきました。
今すぐ壊れそうなあなたへ|3つの出口戦略

精神が限界に近いなら、まずは「今日生き残る選択」を。
① 休職(診断書)で一旦離れる
医師に相談し、適応障害・うつ病の診断書が出れば、堂々と休職できます。
② ハラスメント相談窓口(証拠残し)
- 記録(日記)
- ボイスレコーダー
- メールログ
必ず残してください。
握りつぶされても、外部相談へつなげられます。

元警察官ヒロ
私の反省は最初に弁護士に相談しなかったことです。
ちなみに人事院の相談窓口は全く役に立ちません(経験談)。
③ 転職のプロに相談(情報だけでもOK)
転職エージェントは「辞める前提」でなくても使えます。
- 警察官経験が活きる職種
- 収入・働き方の比較
- 今のスキルの市場価値
これを知るだけで、逃げ道が増えます。

元警察官ヒロ
現状維持は再起するための気力も体力も奪います。
”今”何か行動を起こしてみることをおススメします…
数年以内に辞めたいあなたへ|資産が「防具」になる

私は退職時、総資産6,500万円、その内の約5,500万円は投資資産でした。
だから辞められたというより…
困ったときに逃げられるように備えたから、辞めても詰まなかった
のです。
家計を破綻させない3つの対策
1)固定費カット=継続できる節約
- スマホ:格安SIMへ変更
- 保険:本当に必要なものだけに
- 無駄なサブスクは即解約
よくある質問(FAQ)
Q1. 警察官を本当に辞めるべきかどうか、どう判断すればいいですか?
身体や心の不調が継続している場合、自分の中で「辞めたい」と思った瞬間にすぐ判断するのは時期尚早です。まずは産業医・家族・転職エージェントに相談し、3〜6ヶ月の準備期間を経た上で判断するのが望ましいです。即決ではなく、選択肢を増やしてから決めることで、より冷静で後悔のない判断ができます。
Q2. 「壊れる前」の逃げ道として有効な方法は何ですか?
本記事で詳述している3つの方法(休職制度の活用・配置転換の希望・在職中の転職活動の事前準備)が現実的です。特に警察官は休職制度が比較的整っており、共済組合制度を活用すれば給与の60〜70%が支給される期間を確保できます。生活を守りながら次のステップを準備する時間が取れます。
Q3. 警察官を辞めた後の生活費はどうすれば確保できますか?
退職金(勤続20年で約1,000〜1,500万円が目安)、雇用保険、共済年金の繰り上げ受給、副業や配偶者の収入を組み合わせたサイドFIREモデルが現実的な選択肢です。1つの収入源に頼るのではなく、複数の収入源を意識して組み合わせることで、生活費の確保と精神的な余裕の両方が得られます。
Q4. 辞めることを家族や周囲にどう伝えればいいですか?
突然「辞める」と伝えるのではなく、まず「今、こういう状態で限界に近い」と現状を共有し、その後で選択肢を一緒に検討する形が円滑です。家族に対しては結論ではなく状況の共有から始めることで、反対よりも理解を得やすくなります。家族への具体的な伝え方は別記事で詳しく解説しています。
Q5. 退職後に後悔しないために、在職中にやっておくべきことは何ですか?
在職中にやるべきは(1)転職エージェントへの登録(情報収集のみでも可)、(2)スキル学習(プログラミング・Web制作・資格取得等)、(3)家計の見直し(固定費削減・支出記録)、(4)退職金・年金の試算 の4点です。これらを在職中に進めておけば、退職後の選択肢が大幅に広がり、収入が一時的に下がっても焦らずに次の仕事を選べます。
2)夫婦で家計簿を「満足度評価」
- 満足度の低い支出 →削る
- 満足度の高い支出 →増やす
「続く節約」はここが違います。
3)退職後の収入がゼロでも生き残る設計
私は
- 私の給与収入はゼロ
- 妻の収入 75%
- 株式配当10%
- その他収入15%
この前提で 破綻しない家計を設計しました。
だから、仕事が軌道に乗るまで1〜2年かかってもいい。
在職中にできる「逃げる準備」

副業は禁止ですが、スキルを磨くのは合法です。
- Web制作(デイトラで学習)
- Webライティング(生成AIで添削を受けながら練習)
勤務外の時間で少しずつ積み上げることで、「辞めた後の自分」がイメージできるようになります。

元警察官ヒロ
注意して欲しいのは”資格の取得=安泰”ではないということです。
”稼げる資格なのか”、”未経験でも食べていけるのか”等を学習前にリサーチしておきましょう。
退職=人生終了じゃない

むしろ、スタートでした
私は退職後、資産を減らすどころか、1000万円以上増えました。
- 家族と過ごす時間が増えた
- 心が回復した
- 将来への不安より、希望の方が勝つようになった
警察官の世界は狭いです。
でも世界は広い。
あなたが知らない選択肢で溢れています。

辞めてみると意外と”しょうもないことに囚われていたな”と感じると思います。
まとめ|あなたは悪くない。だから、一度逃げていい

辞めたいと思うのは普通のこと
壊れる前に逃げるのは正しいこと
今日、あなたがしなければならないことはただひとつ。
自分と家族を守る選択をすること
あなたの人生は、組織のものじゃない。
あなた自身で選択できるんです。
正常な判断ができる内に自分を守る選択をしてください。

私の所属していたところは、べらぼうに自〇率が高かったように思います。
1~2年に一人は多過ぎると思います…
次の一歩は小さくていい

- 産業医へ相談
- 転職エージェントに登録だけ
- 家計簿を「満足度」で見直す
- スキル学習を3日だけ続けてみる
小さな一歩が、未来の出口につながります。
もし「もっと具体的に相談したい」と思ったら、いつでもこのブログを頼ってください。
あなたの未来は、まだ終わっていません。
むしろ、これからです。
私は心からそう思っています。





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