この記事がオススメの人
- 今すぐ辞めるつもりはないが、漠然とした不安を感じている警察官
- いつか転職やFIREをしたいが、何から手を付ければいいかわからない方
- 公務員の副業制限の中でもできる「備え」を知りたい方
📋 この記事の結論|警察官におすすめの転職エージェント3選
※ 登録・利用はすべて無料です。登録したからといって必ず転職する必要はありません。
「辞めなくてもいい準備」とは何か
まず、この記事でお伝えしたい「準備」の意味を整理させてください。 ここで言う準備とは、「転職活動を始めること」ではありません。今の仕事を続けながら、将来の選択肢を増やすための行動のことです。 私がこの考え方にたどり着いたのは、30代前半のころでした。当時の私は、仕事のストレスから「辞めたい」と感じることが増えていました。しかし、実際に辞められる状態ではありませんでした。家族もいましたし、貯蓄も十分ではありませんでした。 そこで発想を変えました。「辞めるための準備」ではなく、「辞めなくてもいい準備」を始めようと。 具体的には、以下の5つです。- ① 家計を把握して支出をコントロールする
- ② iDeCoとNISAで資産形成を始める
- ③ 転職市場で自分の価値を知る
- ④ 在職中に取れる資格・スキルを積み上げる
- ⑤ 情報を集めて「辞めた後の現実」を知る
① 家計を把握して支出をコントロールする

固定費の見直しが最優先
家計管理で最も効果が大きいのは、固定費の見直しです。 特に警察官が見落としがちなのが、以下の項目です。- 生命保険・医療保険(公務員は共済が手厚いため、民間保険が過剰なケースが多い)
- スマホ代(格安SIMへの切り替えで月5,000円以上節約できることも)
- 車の維持費(地方勤務では必要ですが、台数の見直しは検討の余地あり)
ライフプラン表を作ってみる
もう一歩進めるなら、ライフプラン表の作成をおすすめします。将来の収入・支出・資産の推移を見える化することで、「いつまでにいくら必要か」が具体的にわかります。 「辞めたい」と感じたときに、感情ではなくデータで判断できるようになるのが大きなメリットです。② iDeCoとNISAで資産形成を始める
家計管理で生まれた余裕資金は、できるだけ早く資産形成に回しましょう。 警察官を含む公務員にとって、iDeCoとNISAは最も始めやすい資産形成の手段です。株式投資や投資信託の運用は副業に該当しないため、上長の許可なく始めることができます。iDeCoで節税しながら老後資金を準備する
iDeCoは、掛金が全額所得控除になるため、警察官にとって非常に有利な制度です。 公務員の場合、月額5,000円〜20,000円の範囲で掛金を設定できます。仮に月20,000円を20年間積み立て、年利5%で運用できた場合、約820万円になります。さらに、毎年の所得控除による節税効果も見逃せません。 ただし、iDeCoは原則60歳まで引き出せません。「いつでも辞められる資金」ではなく、あくまで老後の備えとして位置づけてください。NISAで「いつでも使える資産」を育てる
一方、NISAはいつでも現金化できるのが最大の強みです。 「辞めなくてもいい準備」という観点では、NISAの方が重要度が高いと私は考えています。なぜなら、転職や独立を決断したときに、すぐに使える資金があるかどうかで選択肢の幅が大きく変わるからです。 私自身、在職中からNISA(当時はつみたてNISA)でコツコツ積み立てていました。この資金があったからこそ、40代での退職という決断ができたと感じています。 まだ始めていない方は、まず月1万円からでも構いません。早く始めるほど複利の効果が大きくなります。③ 転職市場で自分の価値を知る

転職エージェントに登録する意味
転職エージェントに登録すること自体は、転職を決意したことを意味しません。自分の経験やスキルが、民間企業でどう評価されるかを知る手段です。 実際に登録してみると、意外な発見があります。私の場合、「警察官の経験なんて民間では評価されないだろう」と思い込んでいました。しかし、エージェントとの面談で「規律性」「対人折衝力」「ストレス耐性」といったスキルが、法人営業やコンプライアンス職では高く評価されると知りました。 この「自分の価値を客観的に知る」という体験は、今の仕事を続けるうえでもプラスになります。「自分はここでしか生きていけない」という思い込みがなくなるだけで、日々の仕事への向き合い方が変わります。まずは1社だけ登録してみる
いきなり複数のエージェントに登録する必要はありません。まず1社だけ登録して、キャリア面談を受けてみてください。 おすすめは、求人数が最も多いリクルートエージェントです。地方在住の方でもオンライン面談に対応しており、「まだ転職するかわからない」という段階でも丁寧に対応してくれます。④ 在職中に取れる資格・スキルを積み上げる

優先度の高い資格
私が実際に取得した経験や、転職活動を通じて感じた優先度をもとに整理します。- FP(ファイナンシャルプランナー):資産形成の知識が深まり、自分の家計管理にも直結する。金融・保険業界への転職にも有利
- 簿記2級:ビジネスの基礎言語。経理職だけでなく、幅広い職種で評価される
- 宅地建物取引士:不動産業界への転職に強い。警察官の「法律知識」との親和性も高い
ITスキルも視野に入れる
最近では、ExcelやPowerPointの実務スキル、さらにはプログラミングの基礎知識も転職市場で評価されるようになっています。 警察官の業務ではこうしたスキルを使う機会が限られますが、オンライン学習サービスを活用すれば、自宅で効率的に学べます。特に30代以下の方は、ITスキルへの投資がキャリアの幅を大きく広げてくれます。⑤ 情報を集めて「辞めた後の現実」を知る
最後の準備は、情報収集です。 「警察官を辞めた人が、その後どんな生活を送っているのか」を知ることは、将来の判断材料として非常に重要です。転職した人のリアルな声を集める
転職系のブログや口コミサイト、SNSには、元警察官の体験談が多く投稿されています。成功談だけでなく、失敗談や後悔の声にも目を通してください。 私が転職を検討していたころ、最も参考になったのは「辞めてよかったこと」と「辞めて困ったこと」の両方を正直に書いている体験談でした。良いことばかり書いてある情報は、あまり参考になりません。退職手続きの基礎知識を持っておく
いざ辞めると決めたときに慌てないために、退職手続きの大まかな流れも把握しておきましょう。 辞表の提出先、退職金の計算方法、共済組合の脱退手続き、年金の切り替え。こうした事務的な知識を事前に持っておくだけで、心理的なハードルがかなり下がります。まとめ|「準備」はあなたの人生の選択肢を広げる
この記事では、20代・30代の警察官が在職中に始めるべき5つの準備をお伝えしました。- ① 家計を把握して支出をコントロールする
- ② iDeCoとNISAで資産形成を始める
- ③ 転職市場で自分の価値を知る
- ④ 在職中に取れる資格・スキルを積み上げる
- ⑤ 情報を集めて「辞めた後の現実」を知る

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