12月3日相場は、米国株が反発、日本株も引き続き底堅い動きとなり、穏やかなリスクオンムードで始まりました。大きな材料が少ない中、市場は週後半の重要指標を待ちながら、落ち着いた動きが続いています。

もりもりもり
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米国市場(12月2日 終値)
| 指標 | 終値 | 前日比 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| ダウ平均株価 | 47,474.46 ドル | +185.13 | +0.39% |
| S&P500 | 6,829.37 ドル | +16.74 | +0.25% |
| ナスダック総合 | 23,413.67 ドル | +137.75 | +0.59% |
米国株は前日の調整から反発し、主要3指数がそろって上昇しました。
長期金利が小幅に上昇する場面もありましたが、恐怖指数VIXの低下が投資家心理を支えています。ビットコインの上昇もリスク選好継続を示す動きです。

ヒートマップを見ると大型株の小幅な上昇が見てとれます。
日本市場(12月3日 午後0時30分頃)
| 指標 | 値 | 前日比 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 50,069.52 円 | +766.07 | +1.55% |
| TOPIX | 3,343.56 pt | +2.50 | +0.07% |
日経平均は再び5万円台を回復。輸出・半導体株が買われ、前日の米株反発に素直に反応した形です。一方でTOPIXは小幅高にとどまり、内需株はやや選別的な相場となっています。

ヒートマップを見るとソフトバンクグループ等の一部銘柄の大幅な上昇が日経平均株価上昇に寄与しているようです。
為替などその他市場
ドル円
155円台半ばでほぼ横ばい。大きな材料待ちとなっています。
| 通貨ペア | 値 | 前日比 | 前日比(%) |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 155.66 円 | 約+0.05 | 約+0.03% |
恐怖指数 VIX
投資家心理の押し上げ要因となっています。
| 指標 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| VIX(恐怖指数) | 16.59 | -0.65 |
ビットコイン(BTC)
リスク資産全体の雰囲気を強める動きです。
| 指標 | 値 | 前日比 | 前日比(%) |
|---|---|---|---|
| BTC/USD | 約91,000~92,700$ | +4,500~6,200 | 約+5.5〜+7.2% |
本日の主な経済指標(12月3日)
- 日本 消費者態度指数
- 日本 全産業活動指数
- 米国 JOLTS求人件数
- 米国 製造業関係指標(ISMなどは週後半)
今夜以降は米国指標が徐々に増えていき、今週のクライマックスである雇用統計に向けて市場が動きやすい展開です。
今後の相場見通し
12月前半は例年、「手控えムード」が出やすい時期ですが、最近はテックを中心に買い需要が続いています。重要指標の発表が控えるため相場の揺れはあり得ますが、
大きく悲観する必要はなく、落ち着いて積立や長期投資を継続で問題ないと考えています。
引き続き、気負わずいきましょう。

もりもりもり
今週金曜日の雇用統計発表までは大きな波乱がなければ良いのですが…

