毎月恒例になりつつある我が家の資産推移とポートフォリオの解説と、10月の投資トピックのまとめです。今回からシンプルにまとめていきたいと思います。

投資はリスク許容度を守りつつJust Keep Buyingです!
- 現在の貯金だけでは将来が不安な30〜50代の方
- 投資に興味はあるけれど一歩が踏み出せない人
- NISAやiDeCoを活用しているが運用実感が薄い人
- 家族を守る資産形成を考えている子育て世帯・共働き世帯
目次
総資産はついに7,500万円超え!1ヶ月で+430万円の増加

2025年10月末時点での我が家の総資産は、約7,560万円となりました。前月末(約7,130万円)から、約430万円の増加となり、単月としては過去最大級の資産増となりました。
資産増加の内訳は以下の通りです。
- 株式(現物):+219万円
- 投資信託(主にドル建て):+246万円
- iDeCo:+5万円
- 現金:▲43万円(生活費・積立支出)
特に、ドル建ての投資信託やETFが評価額を大きく押し上げた要因となりました。我が家の総資産のうち約64%(約4,800万円)がドル建てリスク資産で構成されており、円安の進行(1ドル=150円超)がその円換算額に大きな影響を与えました。

株価の上昇はもちろんのこと、為替の動きも資産に影響を及ぼす重要な要素だと再認識させられる月でした。
ポートフォリオの内訳とドル建て資産のインパクト

以下が2025年11月1日時点での我が家のポートフォリオ構成です。
| 資産クラス | 評価額(万円) | 構成比率(概算) | コメント |
|---|---|---|---|
| 現金・預金 | 約900 | 約11.9% | 緊急予備費・生活費用のキャッシュ |
| 株式(現物) | 約2,870 | 約38.0% | 日本株中心。特に10月は半導体株が堅調 |
| 投資信託(ドル建) | 約3,600 | 約47.6% | 米国ETF/NISA中心。円安で評価額大幅上昇 |
| 仮想通貨 | 約90 | 約1.2% | 変動大きいため少額維持 |
| iDeCo | 約76 | 約1.0% | 老後資産としてコツコツ積立 |
| ポイント・マイル | 約5 | – | おまけ的位置づけ |

我が家のようにドル建て資産を多めに保有している家庭にとって、為替の動向は見逃せないファクターです。逆に円高局面では資産が目減りすることもありますが、長期で見れば通貨分散にもつながると考えています。
2025年10月の日米株式市場のまとめ
米国市場|利下げ&AI関連株の再躍進

10月の米国市場は、FRBの利下げ再開とAI関連株の好決算を背景に、大幅な上昇を見せました。
- S&P500:+6.7%
- ナスダック総合:+8.3%
- ダウ平均:+4.8%
特にハイテク企業の好決算が目立ち、NVIDIAが時価総額5兆ドルを突破するなど、AIブームの再燃が確認されました。また、米中関係の改善期待も市場心理を支える材料となり、全体として「リスクオン」の地合いが強まりました。
我が家でも、NASDAQ連動型ETFやAIセクターの一部を組み込んだ投信が好調で、資産増に貢献してくれました。
日本市場|政治の安定と新内閣発足で最高値更新

日本市場も絶好調でした。10月は内閣改造・新内閣の発足が好感され、政治の安定感が投資家心理を支えました。
- 日経平均:+17.9%(49,185円の史上最高値を記録)
- TOPIX:+10.5%
AI・半導体・テクノロジー関連銘柄が牽引役となり、企業のガバナンス改善、増配傾向も相まって、日本株への資金流入が加速しました。
我が家では現物株として日本の財務が優良な高配当株を複数保有していますが、配当権利落ちの反動もなく、力強い値動きを見せた印象です。
日本市場及び米国市場の総括

| 市場 | 主要特徴 | 注目点 |
| 米国株 | FRB利下げ・AIブーム再燃 | Nvidia、Appleなど好決算続出 |
| 日本株 | 政治安定・新内閣・企業業績改善 | 半導体・高配当株に資金集中 |
| 共通点 | 世界的なリスクオン&米中関係改善 | 為替と政策の影響で世界同時株高の様相 |

10月は、投資家にとって“ご褒美”のような相場だったと感じます。市場全体が強気に傾き、それにしっかり乗れていたことが大きかったです。
現金だけでは資産は守れない|リスク資産への投資の重要性

10月のような相場を見ると、「もっと投資に回しておけばよかった」という気持ちになる方も多いと思います。ただ、投資は常に上がるとは限らず、下落のリスクもあります。
しかし一方で、現金だけで資産を守るのは今の時代非常に難しいのも事実です。
- インフレが進行しても預金金利はほぼゼロ
- 円の価値が下がっても現金はそのまま
- 資産が“目減り”していく感覚を持つことが重要
投資をする=ギャンブルではありません。リスクを理解し、分散と長期視点をもって資産を成長させる。その基本的な姿勢を持つことが、これからの時代の資産形成には不可欠だと考えています。

我が家は、現金だけでなく「株式」「投信」「外貨資産」など多様な資産を持つことで、インフレに対抗しつつ安定的な資産拡大を目指しています。
まとめ|2025年10月は強気相場で大きな前進ができた月

- 10月は資産増+430万円と、我が家の資産形成にとって大きな一歩となる月でした。
- 米国・日本ともに市場は非常に好調で、ドル建て資産と円建て株式の両輪が利益をもたらしました。
- 為替・政策・業績、いずれも「追い風」が揃う稀なタイミングであり、しっかりと市場に参加していたことがリターンにつながったと感じます。
これから先、市場は上下を繰り返していきますが、焦らず、着実に、長期的な視点で資産形成を続けていきたいと思います。

投資に「正解」はありませんが、「参加しない」ということが最大のリスクになりうる時代。自分と家族の未来のためにも、コントロールできる範囲でリスクに向き合っていく姿勢を大切にしていきたいと思います。
おススメの書籍の紹介
私が資産形成をするにあたり参考にさせてもらった書籍をいくつか紹介させてもらいます。
改訂版 お金の大学
こちらの書籍はYouTubeの金融教育に特化したベ大チャンネルから、両学長が取りまとめた書籍です。資産5000万円を目指すため、家計管理から資産運用に至るまで網羅的に分かりやすく解説しています。
図解やイラストを使用していて初心者にも読みやすい書籍です。
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バビロンの大富豪の教え
こちらは資産を作るために大切なことを漫画で教えてくれます。子供にも読みやすく、それでいて汎用性の高い内容です。初心者の人にもおススメの1冊です。
バビロンの大富豪
こちらの書籍は「バビロンの大富豪の教え」をもう少しだけ大人向けにしたような内容です。資産形成に必要な考え方を漫画と文章による解説で教えてくれます。初心者の人にもおススメの1冊です。

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